四国遍路 同行二人 天井絵に願い込め岩本寺


    


14時54分 岩本寺。須崎から36キロ強 約10時間歩き続けて、ようやく窪川 岩本寺に到着。
境内はそれほど広くはなく、突き当たりの右手に本堂があります。ここの天井には多数の絵が
埋め込まれており、お参りの後ソファーに座って、しばらく眺めていました。お参りの人が途切れたら
天井絵の写真を撮ろうと思っていたのですが、ほとんど途切れることが無く、ひとまず大師堂に
お参りして、御朱印も頂いておくことにしました。

本堂の前で、参拝者が途切れるのを待っていると、今日、道中で出会ったお遍路さんと再会。
宿坊に泊まると聞いたので、何時予約したのか伺うと、昨日の夕方とのこと。私が1週間前に
電話を入れたときには、満室と言われ断られました。彼の話によると、宿坊は団体さんが優先で、
一人の場合は、前日か当日に受けるところが多いとのこと。なかなか難しいですね。

15時32分 土佐くろしお鉄道の中村行きが、本堂の裏をゆっくりと通り過ぎていきます。

16時前になって、ようやく参拝者の姿が少なくなり、お参りの人が途切れたので、天井絵の写真を
数枚カメラに収め、今日の宿へ向かいます。

途中、コンビニによって飲み物を調達し、16時21分 宿に到着。私が一番乗りで、女将さんに
早めの入浴を勧められました。18時過ぎ、夕食の準備が出来たと言われて食堂へ下りていくと、
6人分用意されていましたが、他の人はまだ到着していないようです。一人黙々と食べていると
男性のお客さんが到着したようで、駐車する場所を聞いていました。

翌朝、朝食のために下りていくと、一人のお遍路さんが食事中でした。食べながらお話を伺うと、
今回で5巡目になるそうで、車で巡っているとのこと。定年を前にして大病を患い、早期退職をして
廻っているそうです。
話をしている内に、遍路を始めたきっかけの話になり、彼はガンで余命6ヶ月と宣告されてから
始めたと話され、既に3年が経過していると言い、大師様のおかげと話されました。

お互いの道中の無事を念じて別れました。